主宰の
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第7回本公演「(一)変容する日々(ニ)燃料用ガスがあたえられたとせよ」 

広島 演劇 劇団.jpg
'22年1月21日(金)〜23日(日)
​東区民文化センター スタジオ2

​作・演出:泉晟

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​​キャスト

泉晟
尾山咲乃
北木悠里
小林冴季子
高石悠花
竹野弘識(メガジョッキ)
長澤拓真
中嶋悠多
西口拓未
松陰未羽

スタッフ

舞台監督 梅田麻衣
照明 村上哲也(フルライトユニオンコーポレーション)
音響 佐々木恭平(サウンドカンパニー)
スチル撮影 石井清一郎
​制作 尾村美瞳・城戸悠妃・深海哲哉

小さなころ、早く大人になりたかった。

遅くまで起きていたかったし、お酒も飲んでみたかった、煙草を咥える祖父の横顔が最高にかっこよく見えた。

大人になった今だからこそ、そんな子供のころの願望が色鮮やかに思えてくる。

しかし、僕は人生のどのタイミングで大人とかいう生き物になったのだろう。

時間は連続的なもので切れ目なんてつけようがない。あるのは切れ目をつけようとする意志だけだ。

僕が大人になったその瞬間、僕自らが大人になりたいと思って大人になったのだろうか。

お酒は飲めない。一杯飲んだだけで致命的なほど気分が悪くなる。

毎日夜更かしをしては次の日の朝に悪態をついている。

煙草はひっそり、隠れるようにして吸っている。

こんな大人になりたいと、本当に思っていた?

よく大人は無味乾燥だ、システマチックだ、無慈悲だなんて言葉を使う人々がいる。

でも僕からすれば子供の方が何倍もはっきりしているし、ルールが明瞭なことが多いと思う。

それっぽい言葉を使うなら、世間の直感的には大人は「デジタル」で子どもは「アナログ」なんだと思う。

それは逆だ。

大人の方が遥かに複雑系で、何次元ものステイタスがあるし、接面が多い。

感情にしても、経済にしても、種々のルールにしても複数の値を取ろうとする。

多様で、煩雑で、曖昧で、曲線的な数値を持つことができる。

これが僕の思う大人の条件で、そして大人の最も理解しがたいことだ。

子供のルールは素晴らしくわかりやすい。

面白い?面白くない?

好き?嫌い?

美味しい?不味い?
楽しい?悲しい?

世界に広がるあらゆるものを二分してくれる。オンとオフ以外に尺度が存在しない。

だから好きなものが多いし、同時に嫌いなものも多い。

大人になるとすごく好きだったものが、それほどじゃないことに気づく。

逆に嫌いだったものが、なんであんなに嫌だったのだろうかと不思議に感じる。

僕は子供のルールが好きだ。
0 か 1 かのみで物事を判断する。単一のスケールしかないのだから当たり前の話。

感情を誤魔化したりしない。そんな複雑系のルールなんてそっちのけだ。

面白ければ笑う。嫌なら怒る。悲しいことからは逃げてしまえ。

そんな彼らがほんの少しだけ、中間の値を取れるようになった。

「(一)変容する日々(二)燃料用ガスがあたえられたとせよ」はそういうお話です。

その中間の値をあるいは「赦し」と呼び「妥協」と呼び「諦め」と呼び「無関心」と呼び「成⻑」と呼んで、

僕も彼らも大人になったんだと思います。

​泉晟

 

スケジュール


​開演時間

1月21日(金)…18:15
1月22日(土)…14:00

         …18:00
1月23日(日)…11:00

         …15:00

​上演予定時間150分、途中休憩含む

(変更する可能性があります)


・最新情報は劇団Twitter
でお知らせします。

 

チケット
​一般…3,000円

25歳以下…2,000円

高校生以下1,000円

​アーカイブ配信…2,000円

取り扱い窓口

電子チケット(クレジットカード・コンビニ決済などで事前購入)

オンライン予約本番当日、40分前より受付にてチケット引き換え。PayPayでの支払いも可能)
​・劇団員、出演者から直接購入(現金・PayPay)

お問い合わせ

gj.butai.seisakubu@gmail.com

 
会場
東区民文化センター スタジオ2(広島県広島市東区東蟹屋町10-31)
 
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