第6回本公演「ニンゲン畜生奇譚」
◆佃典彦プロフィール
(つくだ のりひこ、1964年3月25日- )
日本の劇作家、演出家、俳優。
名古屋に生まれ、名城大学演劇部を中心に劇団B級遊撃隊を創設、具体的なシチュエーションにシニカルな要素を織り交ぜた不条理劇を得意とし、1989年には東京進出。
2006年に「ぬけがら」で第50回岸田國士戯曲賞を受賞。現在はドラマ脚本、広島では劇王中国ブロックの審査委員長など、幅広く活躍中
「近い将来、人間のAI化に伴って収入格差により老化格差が広がる」
このテーマは今回、書き下ろすにあたってグンジョーブタイの皆さんから募集したモノです。面白いこと考えるなぁと感心しながら僕なりに考えを巡らせ・・・人間のAI化=サイボーグ=009=石ノ森章太郎であるとか或いは・・・老化格差=不老不死=菊慈童であるとか勝手に連想を膨らませつつグンジョーブタイの俳優に向けて完全アテ書きした作品です。
なので今回の台本は殆ど彼らに書かせて貰ったと言っても過言ではありません。
若い俳優達(若くない人も若干いるが)のオモシロ部分を少しでも引き出せたなら嬉しい限りであります。
佃典彦
'20年11月13日(金)〜15日(日)
JMSアステールプラザ 多目的スタジオ
作:佃典彦(劇団B級遊撃隊)/演出:深海哲哉
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◆当日券
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概要
現代なのか近未来なのか、少なくとも過去ではない
日本列島西寄りの山の中にポツンと一軒家
5年前に都会から移り住んだ中年の夫婦
ここで人間らしく生きていこうと夫婦は思った
自給自足
喰って寝る事に命を賭ける
まるで獣の如く
それが夫婦の導き出した人間らしさ
この一軒家を訪ねる若者の集団
彼らは大学の研究ゼミのメンバー
昭和学院大学・石森ゼミ
人間らしく生きるとはどういう事か?
これが彼らの研究テーマ
ぼんやりとしたテーマの様だがそうではない
今、世の人間共は<老い>への反発がエスカレートし続けて富裕層はテクノロジーを駆使したトランスヒューマン
貧富格差はそのまま老いの格差
世論の後押しで発言権を得たジャパントランストゥルー協会
山の中の一軒家で繰り広げられるニンゲン論
果たしてニンゲンはいかにして死ぬのが正論なのか?
キャスト
深海哲哉
梅田麻衣
尾村美瞳
泉晟
正木憧子
長澤拓真
河原翔太
松陰未羽
小林冴季子
大西泰生
駒木由布子
北木悠里
スタッフ
舞台監督 石田真由美
照明 村上哲也(フルライトユニオンコーポレーション)
音響 佐々木恭平(サウンドカンパニー)
美術 森山純一(フルステージ)
ドラマトゥルク 岩﨑きえ(舞台芸術制作室 無色透明)
撮影 石井清一郎
デザイン 山田眞子
スタッフ 城戸悠妃
スケジュール
開演時間
11月13日(金)…19:00
11月14日(土)…13:00
…19:00
11月15日(日)…11:00
…16:00
※受付は開演の60分前、開場は30分前
上演予定時間100分(変更する可能性があります)
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