
新型コロナウイルス感染症対策について
◆稽古中の対策について
【前提】状況により常に変化・対応していく
【対策の目的】
・作品を上演する
【基本方針】
・上演のために必要ならば採算を度外視し、最大限の対策を行う
・ただし上演のために第三者の利益を損なう行動は取らない
【3つの原則】
1.ルールの徹底
全体のルールに例外を設けず、全ての人がルールに従う
2.情報の共有、隠蔽の禁止
すべての関係者は疾病に関わる情報を劇団の担当者に報告すること。自己申告のみならず、稽古場に体調不良が疑われる者がいた場合には必ず相談すること。また、担当者は可能な限りその情報を座組内にて共有する。個人のプライバシーは尊重されるべきだが、体調不良を隠したり、隠蔽に協力しないこと。万が一、感染と疑われる者が出た場合には、速やかに行政に対して情報を開示し、決して組織的な隠蔽を行わないこと。
3.自己診断を信じない。
本人の主観に基づく「大丈夫」「病気じゃない」「平気」「まだいける」という言葉を信用しない。検温と、客観的な評価がそれに優先される。
【稽古における対策内容】
(1)稽古前
①体調が思わしくない場合、または体温が37.5℃以上の場合は出席停止
※自身の平均体温より明らかに高い場合は、担当者に連絡して相談
→出席再開は体調を鑑みて判断
※同居人に体調不良が生じた際にも必要があれば報告をし、自宅待機とする。
※稽古場に体温計を設置。
②平熱でも、以下の症状がある場合は担当者に連絡して相談
息苦しさ(呼吸困難)/強いだるさ(倦怠感)/咳やのどの痛み、頭痛などの風邪の症状/味覚・臭覚障害。これらの症状のいずれかがある場合は自宅療養。
→出席再開は体調を鑑みて判断。
③上記の症状以外の体調不良の場合、担当者に連絡
→体調不良で欠席する旨を担当者に連絡
→発熱、上記の症状がないかを確認
→症状が治まれば、担当者に連絡の上、出席再開
※上記の症状がないとはっきり分かる場合(コロナではないことが客観的な基準から確からしい場合)は体調不良の詳細について伝える必要はない
④その他、以下のケースに該当した場合は出席停止、または見合わせ
・自身が陽性者になった場合
→出席再開は治療後、当人の体調などを鑑みて判断
・自身が濃厚接触者になった場合
→出席停止。出席再開は本人の体調を考慮して判断
⑤公演ごとに、稽古場・劇場において対策が万全に行われているかを管理する担当者を設ける。
また、その担当者を中心に適宜対策内容の見直しを行う。
⑥初回の稽古において、上記担当者から客演含む出演者・劇団員スタッフに対して、グンジョーブタイにおけるコロナ対策の説明を必ず行う。
(2)稽古場に入る前
①部屋に入る前に、各自石鹸で手洗い
②体温に関わらず、体調に不安がある場合は申告
(3)稽古中
①サーキュレーターを稼働し、換気を行う。
②回しのみ、回し食いは禁止
③稽古中に体調不良を感じた際は相談・帰宅すること。体調不良を隠さない・隠させない環境を作る
④休憩中の飲食の際に距離をとる
⑤適宜、ドアや窓を開けて換気をする
(4)稽古外
①稽古外での行動に関して不安なことがあれば、都度担当者などへ相談。
②帰宅時には手洗い・うがいを行う
【稽古中止の基準】
①市や県などの行政、および施設からの集会またはイベントの禁止などの要請があった場合は、それに従い、稽古を中止します。
②公演関係者の中で陽性者が発生した場合は、稽古を中止します。
稽古再開については、保健所や医療機関からの指示、公演関係者全員の体調などを鑑みて判断します。
陽性者となった当人の出席再開については、治療後、保健所や医療機関からの指示、当人の体調などを鑑みて判断します。
策定日2020年8月22日
更新日2023年5月15日
【参照】
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/index.html
文部科学省
https://www.mext.go.jp/index.htm
文化庁「新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応」
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/sonota_oshirase/20200206.html#info03
「広島県」新型コロナウイルス感染症に関する情報
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/2019-ncov/#m09
首相官邸
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
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